練習で3秒の遅刻も許さないフリック「過去どうしていたかは関係ない。遅れるのはチームメートへの敬意の欠如だ」|ラ・リーガ
10日のラ・リーガ第13節、バルセロナは敵地レアレ・アレナでレアル・ソシエダと対戦する。前日会見に出席したハンジ・フリック監督は、イマノル・アルグアシル監督率いるソシエダの攻撃的フットボールについて、「自分好みのスタイル」と評している。 「バルセロナはとても素晴らしいプレーを見せられていると思う。しかし私はソシエダのことだって好きなんだ。彼らのスタイルは自分好みのものだね」 「私たちは勝ち点3獲得を狙う。が、決して簡単ではないよ。90分間以上、チームとして働かなければならないだろう」 フリック監督はまた、元バルセロナFWティエリ・アンリ氏の「バルセロナが一時代を築くとして基礎をつくったのはチャビだ。彼が若手を多く登用したから今がある」との発言にも触れている。 「チャビと常々比較されるのはフェアじゃない。それぞれ状況が違っていたんだ。私はチャビのことを尊敬している。彼は偉大な選手だったし、監督としても偉大だよ」 「チャビは多くの若手たちにチャンスを与えた。それは彼の功績だ。そして、私もその路線を踏襲していると言える」 選手たちの遅刻を許さないなど、厳格な姿勢を貫くことで知られるフリック監督。FWパウ・ビクトルが「練習が11時開始だとして、11時3秒についたら彼にとってはもう遅刻なんだ」と話していたほどだが、なぜそこまで時間厳守を徹底するのだろうか。 「それが規則だからだ。過去がどうだったかについて話す気はない。これはリスペクトの問題だ。もし5分遅れたとしたら、ほかのチームメートが待たなくてはいけない。そこにリスペクトは存在しないだろう」