センバツ2023 報徳 “伝説のOB”も応援 役員会 会長の平塚さん /兵庫
第95回記念選抜高校野球大会(18日開幕)に出場する報徳学園(西宮市)の野球部OB会役員会が5日、同校で開かれた。15人が参加し、甲子園球場でそろいの帽子をかぶって応援することなどを話し合った。 OB会長の平塚正さん(79)は1961年、同校が初めて夏の甲子園に出場した時のメンバー。控え選手だったが、1回戦で6点を追う延長十一回、先頭で代打で出て内野安打を放ち、大逆転劇のきっかけをつくった。この勝利から同校は「逆転の報徳」と呼ばれるようになった。平塚さんは「ベンチに入れなかった選手も一丸となり、最後まで諦めず戦ってほしい」とエールを送った。【大野航太郎】 〔神戸版〕