ついつい手が伸びてしまうお菓子……間食をしないための「3つのアドバイス」とは?
フランス在住の栄養士、クレール・トロマンシュラジェールは、食事の合間につまみ食いする癖を無理なくやめるための3つのポイントをインスタグラムで紹介している。 【動画】美人すぎるフランス人栄養士が教える、間食しないための3つのアドバイス! 誰しも食事の合間にチョコレートやポテトチップスをつまんだことがあるだろう。たまになら構わない。でも無意識のうちについ手が出てしまうほどになってくると栄養バランスに悪影響を及ぼす恐れがある。著書『Happy Diète(ハッピーダイエット)』がある栄養士のクレール・トロマンシュラジェールは、間食癖を直すための3つのポイントをまとめた動画をClaire.happydietのインスタグラムアカウントに2月14日、投じた。
ちゃんと食べる
「ちゃんと食べてる?」とクレールはまず問いかける。3度の食事自体を厳しく制限しても間食してしまうなら意味がない。健康的な食生活を送りたい人にとっては逆効果となる。ちゃんと栄養を摂って満腹感も得たいのなら、3度の食事で毎回、「野菜、タンパク質、でんぷん質の食品」をバランスよく食べる事。ちなみに夜にでんぷん制限しても何の効果もないそうだ。
間食を楽しもう
次に、「おやつは楽しみながら食べてる?」と問う。これが第二のポイントだ。冷蔵庫の前で立ち食いするのではなく、おやつもきちんと座って食べようと誘う。「お盆に温かい飲み物と、フロマージュ・ブランやスキール(ヨーグルトの一種)、フルーツのような栄養価の高いもの、それに好きなお菓子(ケーキやチョコレートなど)を添えて、ちゃんと座って食べよう」とクレールはアドバイスする。ひとくちひとくちを味わい、量は気にせず楽しみながら食べることがイライラしないために不可欠な要素。「何を食べているのか意識しながら食べて、満足したらやめる」ことを毎日続ければ、間食回数も減ってくるはずだ。
間食してしまう原因は?
最後にクレールは、間食がやめられないのは何かが不足しているからだと指摘する。原因は疲労、退屈、ストレス、不注意等々、かもしれない。だから、自分が何を満たそうとしているのかに気づいて対処することが重要だ。疲れているなら休む、ストレスが溜まっているならスポーツなどでリラックスする。「イライラしているからと食べても、それで根本的な解決にはならないよ」とクレール。
text: Lena Couffin (madame.lefigaro.fr)