大阪学院大は30年ぶり、興国は45年ぶりに決勝へ 春の大阪府予選
春季近畿地区高校野球大会大阪府予選は11日、大阪市此花区の大阪シティ信用金庫スタジアムで準決勝2試合があった。大阪学院大が大商大を破り30年ぶりに、興国が東海大大阪仰星に勝ち45年ぶりに、決勝に進んだ。決勝と3位決定戦は、12日に同スタジアムである。 【写真】大阪学院大―大商大 四回裏、大商大は西沢の右前適時打で三塁走者水見が生還し、同点に追いつく=2024年5月11日午前10時41分、シティ信金スタ、西晃奈撮影 ■大阪学院大3-2大商大 ◎…大阪学院大は一回2死二塁、中山の適時打で1点を先取。いったん逆転されたが、五回2死から荻野、今坂の連続適時打で再びリードを奪った。大商大は相手の倍の10安打を放ったが、九回2死二、三塁の好機にあと1本が出なかった。 ■興国3-1東海大大阪仰星 ◎…興国の粘り強い守りが光った。先頭打者の出塁を許したイニングが5回あったが、失点は六回の1点だけ。右腕熊谷は緩急を使い、うまく打ち取った。東海大大阪仰星の投手陣もよく投げたが、抑えきれなかった。
朝日新聞社