【りおなちゃん】「自分で足の治療費を稼ぎたい」……7歳の秘めた思いに両親は? 再生医療を再開 心の支えはYouTube 『every.特集』
■1月には本を出版 両親の思いとは?
りおなちゃんの新しい挑戦を支える両親には、思いがありました。 母の佳寿美さん 「娘が実際に大人になって働いて自立していくっていうことが実現できるのかっていう不安はまだ、自分の中にあるので…」 父の裕一さん 「社会経験としてありがたいことに経験させてもらえるけん、それも娘の何かに将来的に役に立つところになったらええかなと思って」 1月にはお母さんと2人で、初めての本『今日もさわやかに麗しく生きていきましょう』(出版:KADOKAWA)も出しました。両親はりおなちゃんの未来のために、なるべく多くの選択肢を作っておきたいと考えています。
■かさむ治療費…両親の負担を思う
一方、りおなちゃんが仕事を受けるのには、ある秘めた思いがありました。 「私の足の治療費がすごくかかるから、だからママとパパのお手伝いをしたいから、自分で足の治療費を稼ぎたいなって思ってるから、仕事をやってお金を稼ごうとしてる」 りおなちゃんがこう言うと、佳寿美さんは「そういうこと思ってるのかな、とは思ってて…」と言葉を詰まらせました。 裕一さん 「そんなこと考えんでええって」 りおなちゃん 「でも…大変でしょ?」 佳寿美さん 「大丈夫、大丈夫」 りおなちゃんは、両親の負担を思っていました。
■再生医療を再開、家族の奮闘は続く
家族の絆はしっかりとつながっています。そして今、家族は悩んでいた再生医療を再び始めています。 希望がある限りは挑戦しよう――。それが、家族の出した答えです。いつか歩けるようになるその日まで、家族一丸となっての奮闘は続きます。 (4月16日『news every.』より)