「100分de名著」講師・若松英輔の最新作『詩集 見えないものを探すためにぼくらは生まれた』12月16日発売
批評家、随筆家として活躍する若松英輔が手がける『詩集 見えないものを探すためにぼくらは生まれた』(亜紀書房)が、12月16日に発売される。NHKの番組「100分de名著」で歴代で最多で講師を務める若松がつむぐ、見知らぬ誰かに宛てられた、たましいからの手紙である一冊だ。価格は税込2,420円。 著者の若松英輔は、数多くの賞を獲得している批評家・随筆家。2018年には『詩集 見えない涙』(亜紀書房)にて第33回詩歌文学館賞詩部門受賞、『小林秀雄 美しい花』(文藝春秋)にて第16回角川財団学芸賞、2019年に第16回蓮如賞受賞など多くの賞を受賞している。NHKの人気番組「100分de名著」では、歴代で最も多く番組講師を務めている。 本書の装丁を手がけたのは名久井直子。川上未映子の短編集『愛の夢とか』(収録作「アイスクリーム熱」は、吉岡里帆主演で映画化された)を手がけたことで第45回講談社出版文化賞ブックデザイン賞を受賞した、人気グラフィックデザイナーだ。「生きていくために、言葉が必要だった」そんな思いを持つ人に捧げる詩集。名久井のデザインによる端正な装丁も見どころ。ぜひ書店で手にとってみてほしい一冊だ。
リアルサウンドブック編集部