【経済】新潟の今年の景気は…企業のトップが『天気』になぞらえて答える【新潟】
新潟商工会議所の新年祝賀会が開かれました。県内を代表する企業のトップに、今年の県内経済の見通しを聞きました。 【動画】【経済】新潟の今年の景気は…企業のトップが『天気』になぞらえて答える【新潟】スーパーJにいがた1月8日OA 約700人が出席した新潟商工会議所の新年祝賀会。 ■福田勝之会頭 「企業経営を取り巻く環境は、長引く円安の影響などもあって、資材・エネルギーコストの上昇や、賃上げへの対応を求められるなど、大変厳しい状況が続いております。」 企業のトップに、今年の県内景気を天気になぞらえて予測してもらいました。 ■第四北越銀行 殖栗道郎頭取 「今年の景気は、希望を持って『晴れ』。皆さん頑張りましょう。」 ■新潟信用金庫 小松茂樹理事長 「『曇り』。1月20日のトランプ大統領の就任が鍵になると思っていて、それにより今後どうなっていくのか、今のところ全く読めない状況。」 ■キリンビール 高山克彦甲信越支社長 「『曇りのち晴れ』期待を込めて。コロナ禍を経て、やっと景気も回復してきている中で、お酒の場がどんどん増えてもらえればいいかなと思って。」 ■栗山米菓 栗山敏昭社長 「明るく元気に前に進むしかないということで『晴れ』。ずっと東京に住んでいたが、新潟のポテンシャルをすごく感じた。これから新潟は益々発展していくんじゃないかと思っているので『晴れ』しかない。」 コメ不足で「令和のコメ騒動」とも言われた2024年。新潟クボタの吉田会長は… ■新潟クボタ 吉田至夫会長 「コメの値段が去年から急に上がって今までずっと低空飛行だったけど、今年はちょっと期待できるかなということで『曇りのち晴れ』で。」 観光関係者は、佐渡の世界遺産効果に期待を寄せています。 ■ホテルオークラ新潟 田口昌男社長 「“佐渡の金山”も世界遺産になり、これから日本だけでなく海外にもどんどんアピールできると思うので、『晴れ』。海外のお客様は円安もあり、より消費金額が高いという部分も含めて。」 去年、3路線を就航したトキエアの長谷川社長。成田線の就航にも触れつつ、今年の意気込みは… ■トキエア 長谷川政樹社長 「海外からのインバウンドのお客様も、少しずつだがトキエアを利用いただいている。確実に新潟にお客様が集まってきているので、さらにその流れを太くしていきたい。『晴れ』ということで頑張っていきたいと思います。」 期待と不安が入り混じる1年が始まりました。