【速報】”性的関係めぐり”大阪・岸和田市長が女性から2年前に提訴され今月和解 市長は「非がないことは伝える、中身を言うのは秘匿したい」女性は「感情がなくなってしまったかのよう、これが同意なのでしょうか」
大阪府岸和田市の永野耕平市長が、性的な関係をめぐって2022年に女性から民事提訴され、今月和解していたことがわかりました。 原告側の代理人が記者会見で説明したところによりますと、女性は2019年に岸和田市長から誘いを受けて以降、継続して性的な行為を受けたと主張しています。その後、休職せざるを得なくなり、警察にも被害届を提出。これについては不起訴となったということです。 22年に、岸和田市長に2200万円超を求める民事裁判を提訴。岸和田市長側は「同意はあった」と主張したということで、裁判所が和解を勧告していました。 代理人は女性のメッセージとして、「本心では、和解などしたくはありませんでした。ですが、とても長い期間、戦ってまいりました。心身ともにぼろぼろです。裁判を早く終わらせたい思いが強く湧くようになり、諦めたというのが実情です。いまでも本当に悔しいです」と読み上げました。 また、「被害に遭い始めてから、普通の精神状態ではいられなくなり、心が壊れ、嫌だ・怖い・逃げたい・気持ち悪いといった感情がなくなってしまったかのようで、拒絶する気力すらなくなってしまいましたが、これが同意なのでしょうか」とも訴えています。
◆岸和田市長「非がないことは伝えたい」
いっぽう岸和田市長は、きょう自身のXで、「すでに解決済みの裁判ですが、裁判内容は、第三者に開示が許されない決定により、当事者も秘匿することになっており、内容については世間の皆さまにお伝えすることは差し控えさせていただきます」と投稿しています。 その後、永野市長は取材に応じ、「裁判になった事は、お騒がせして申し訳ない」としつつも、「非がないことは伝えたい。(具体的な)中身を言うのは秘匿したい」と述べました。