【写真：Getty Images】

　ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手と、ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手という両リーグの最強打者が、世界一をかけてワールドシリーズで激突する。レギュラーシーズンで両者50本以上のホームラン数を記録しており、このような歴史的な対戦は滅多に訪れないと、米メディア『ESPN』が報じた。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 　大谷は今季のレギュラーシーズンで54本塁打をマークして、ナ・リーグの本塁打王に輝いている。一方で、ジャッジはア・リーグで58本塁打を放ち、ホームラン数のトップに立った。過去にもワールドシリーズでホームラン王同士が激突した事例はあるが、両者50本以上のホームラン数を記録して対戦するのは今回が初めてとなる。 　最強打者対決が実現することについて、同メディアは「今、彼らはついにぶつかり合う。それは共時性の恵みだ。誰よりもこのスポーツを新たな境地へと進化させた二人の男が、唯一重要なタイトルをかけて対戦するこのような瞬間を見つけるのは、ほとんど奇跡のようだ」とし、「満員のドジャースタジアムで、その瞬間がやってくる。待ち遠しかったものが終わり、喜びが手招きする。大谷とジャッジは、それぞれが個性的でありながら、多くの点で同じであり、彼らにしかできない何かをもたらしている。新しい時代の壮大な出来事だ」と報じ、期待感を示している。