ダイエットにも!「キュウリ」という "立派なフルーツ" がもつ「栄養価」と、驚きの5つメリット
サラダの中にあるシャキシャキしたキュウリが注目を浴びることは稀だけれど、だからと言って、地味なキュウリを侮ってはいけない。地味な感じとは裏腹に、キュウリは栄養の宝庫であり、多くのメリットをもたらす野菜である。 【写真】思った以上にたくさんある!「コレステロールを下げる」効果がある食品40 特徴のない野菜に見えるかもしれないけれど、実は水分以上のものを補給してくれるすばらしい野菜なのだ。スナックにもなるキュウリは、秘かにビタミン類、ミネラル類、抗酸化物質、植物栄養素、電解質の宝庫で、そのほとんどは皮やタネの部分に凝縮されている。 ここでキュウリに纏わることを少し紹介する。キュウリは料理に使われる食品だが、厳密には果物だ。スイカやズッキーニ、カボチャなどと同じく、ウリ科に属している。他のスーパーフードほど広く宣伝されてはいないかもしれないけれど、古代からインドの伝統医学では定番として使われている。 地味なキュウリが健康にどんな効果をもたらすのかについて、興味がある? キュウリのメリットを深く知るために、栄養コーチの資格を持つフィットネス教育企業OriGymの理学療法士、クロエ・ツイストに話を聞いてみた。
キュウリのメリット:栄養価にまつわる5つのメリット
生でもピクルスでも、キュウリはもともとカロリーや炭水化物、ナトリウム、脂肪、コレステロール値が低く、どんな料理に加えてもいい。しかし、栄養的には非常に優れている。 「キュウリに含まれている栄養素を合わせると、水分補給、体重減、消化、胃腸の健康にメリットがあります」とツイスト。カロリーが低く、腸の健康や体重減などの効果があるということはダイエットにもおすすめできると言える。 「また、血圧の調節に役立ち、抗炎症作用や骨を強化する特性もあります」。 以下、キュウリが単にサラダのボリュームをアップさせる以上の食べ物であることを決定的に証明する、5つの以下のメリットを読んでみて。
1:栄養価が高い
低カロリーだけれど、栄養素は豊富。特に、皮やタネに栄養が凝縮されている。300gのキュウリには次の栄養素が含まれている。 45カロリー 炭水化物11g タンパク質2g 繊維質2g 1日あたりのビタミンK推奨摂取量の62% 1日あたりのビタミンC推奨摂取量の14% 1日あたりのカリウム推奨摂取量の13% 1日あたりのマグネシウム推奨摂取量の10% 1日あたりのマンガン推奨摂取量の12% 以上のすばらしい栄養素に加え、ビタミンC、マグネシウム、βカロチン、フラボノイド、リグナン、タンニン、トリテルペンなどの“抗酸化物質”と、リンや銅などのミネラルも含まれていると、ツイストは言う。キュウリを食べる際は栄養が凝縮されている皮やタネも一緒に食することをおすすめする。