来季シニアツアーは3試合増で賞金総額6億9000万円! 日本プロシニアは2年連続ウルトラマンと"コラボ"【国内シニアツアー日程まとめ】
PGA(日本プロゴルフ協会)は来季シニアツアー日程を発表したが、「新執行部、健闘したな」という声も聞かれた。 2025年米シニアツアー参戦・藤田寛之のドライバーショット連続写真
25年シニアツアー日程は定例理事会後、明神正嗣会長らが発表した。その内容は今季から3試合増の全16試合を予定。賞金総額は今季から6000万円増の6億9000万円となった。 開幕戦は3月29日から2日間で行われる新規大会「ユニテックスシニアオープン」(兵庫県・宝塚クラシックGC)。13戦目の"未定"となっている競技については名称、競技会場、賞金を含め現在実施に向けた調整を行っているため、詳細が決定次第発表する。 また新規3大会のうち、15戦目の「ISPS Handaシニア・グランド・ゴールドクラシック~年は取っても、心とゴルフは若いんだ~」は開催コースが未定となっているが、これも調整中という。 9月25日開幕のシニアメジャー「日本プロシニア選手権TSUBURAYA FIELDS HOLDINGS ULTRAMAN CUP」は今季と同じく円谷フィールズホールディングスがスポンサーを務め、会場も2年続けて茨城県のイーグルポイントGCで開催される。 今年3月、PGAは会長に明神正嗣氏を選出。新執行部になって3試合増やした。このあたりの事情をTV解説者のタケ小山氏は次のように話す。 「ファンケルクラシックは6000万円(8000万円の日本シニアオープン主催はJGA)。この2~3倍の額の運営費ならスポンサー企業は対応できるということですね。つまり現在の日本の経済状態に合ってるとも言えます。ただし、これからシニア入りしていく年代に"スター"が少なくなるということを考えると、安閑としてはいられないでしょうね」 また、レギュラーツアーの国内メジャー、日本プロゴルフ選手権は、来季5月22~25日に時期を移し、岐阜県の三甲GC谷汲Cで行われると発表された。今年も冠スポンサーはなく、PGA自主運営となる。 ※週刊ゴルフダイジェスト2024年12月31日号「バック9」より