「楽しく働きたい」「給与より人間関係」 大手志向、全国より低い沖縄
変わる就活
コロナ禍を経てインターネットでの情報収集が進み、合同説明会などへの参加が減るなど変化が見られる就職活動。学生の求める働き方や志望動機にはどのような変化が表れているのか。(デジタル編集部・川野百合子) ■4割弱が「楽しく働きたい」 「企業側より、学生の働き方やSDGs(持続可能な開発目標)に対する意識の方が高い」。就職合同説明会の企画・運営などを手がけるエスエフシー(那覇市)の塩田聡社長はこう説明する。給与や安定性を重視する傾向もあるものの「待遇と同じように働き方を見ている。その基準が年々上がっていると感じる」。 全国のデータではあるが、この傾向を端的に示している結果もあった。就職情報会社マイナビ(東京都)の実施した「2025年卒大学生就職意識調査」によると、就職観は「楽しく働きたい」との回答が38.9%と最も高かった。「楽しく働きたい」は長年トップで推移しているが、年々その割合は増加する傾向にある。
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