「公務員を辞めたい」に寄り添うオンラインサロン 元沖縄県庁職員ら立ち上げ 組織内部の改革も促す
オンラインサロン「あつまれ!脱公務員の杜」を立ち上げた元公務員のメンバー=9月6日、那覇市の沖縄タイムス社
元公務員らが集まり、公務員を辞めて新しい人生を模索したい人をサポートするオンラインサロン「あつまれ!脱公務員の杜」を立ち上げた。沖縄県庁で16年半勤務した後、企業の人材採用や組織の人間関係の課題解決を手がける、ハルモニアグランデ(那覇市)の小橋川牧代表が中心となり、セミナーや相談、交流の場を提供する。沖縄県内では、県職員の希望退職が増えており、メンタル不調で休職する教職員や那覇市職員も高止まっている。小橋川さんは「辞職を呼びかけるものではなく、組織内部の改革を促しながら、公務員とは違う新しい生き方を探したい人の力になっていきたい」と話している。(デジタル編集部・川野百合子) 小橋川さん自身、公務員時代にメンタル不調で病休を取った時期がある。「長時間労働で、内部統制やコンプライアンスのための業務が多く、意義を感じられない仕事に手間を取られることもあった」と振り返る。パワーハラスメントやモラルハラスメントもあり「段々と心に余裕がなくなり、幸せに働くことができていないと感じた」
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