きれいでも触らないで! 夏が来る前に子どもに伝えたい 沖縄の海の危険生物たち
カツオノカンムリ(沖縄県衛生環境研究所提供)
沖縄県内各地のビーチが次々海開きし、本格的な海水浴シーズンがやってきた。気をつけたいのが、猛毒を持つ「ハブクラゲ」などの危険生物。今年は、これまで県内の海岸ではあまり見られなかった透明感のある青い円盤状の「新顔」にも要注意。夏本番を前に、沖縄のビーチで気をつけたい危険生物や被害の発生状況をまとめた。 見た目は美しく、透明感のある青い色。物珍しさから触れたくなるが、うっかりさわってしまうとチクチクした痛みや腫れが生じることも-。 毒クラゲの一種「カツオノカンムリ」だ。気胞体と呼ばれる浮き袋で海面に浮かび、帆のような部分で風を受けて移動する。主に沖合に生息しているが、風の向きによって沿岸に漂着することもある。 過去にも沖縄のビーチへの漂着はたびたびあったが、今年4月以降、糸満市の大度や西崎、豊見城市の瀬長島、大宜味村の村農村活性化センター前の海岸など、県内各地で大量漂着の情報が相次いでいる。
本文:1,664文字
写真:4枚
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
税込330円使えます
PayPay残高
サービスの概要を必ずお読みいただき、同意の上ご購入ください。欧州経済領域(EEA)およびイギリスから購入や閲覧ができませんのでご注意ください。