土が要らない観葉植物「エアプランツ」が不思議でオシャレ《育て方&おすすめ6品種》
土を必要とせず空気中の水分だけで育つエアプランツ。ツンツン尖った葉やクネクネ曲がった葉など、デザイン性の高いフォルムは小さくてもインパクト抜群です。 【写真9枚】土がなくても育つ不思議な観葉植物「エアプランツ」2枚目以降で育て方&オシャレなおすすめ品種を紹介します! 棚やテーブルの上にちょっと置くだけでも、たちまちカフェ風のオシャレな空間に早変わり。今回はエアプランツとはどんな植物なのか、またその育て方も紹介します。 記事後半には育てやすいオススメ品種を、参考価格とともに挙げていますので、お気に入りがあれば育ててみてくださいね。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
この記事で紹介する「エアプランツ」にまつわるあれこれ
・エアプランツとは ・エアプランツの育て方 ・育てやすいオススメ品種6選
土が要らない観葉植物「エアプランツ」
・学名:Tillandsia ・科名・属名:パイナップル科チランジア属 エアプランツは「チランジア」という別名で呼ばれることも。南米や中央アメリカの熱帯・亜熱帯地域が原産地で、木の枝や岩に着生しています。 空気中の湿気や水分を吸収して育つ特性を持っているため、土がないところでも生育可能。丈夫で栽培の手間がかからず、忙しいライフスタイルを送る方にピッタリの植物と言えるでしょう。 エアプランツには多くの品種があり、それぞれ形状が異なります。その姿はまるで作り物かと思うほどユニークで、オシャレなインテリアアイテムとして人気です。 土を使わないので衛生的で、置き場所も選びません。壁に掛けたり、吊るしたり、ガラス容器に飾ったりと、さまざまなディスプレイ方法で楽しみましょう。
不思議でオシャレな観葉植物「エアプランツ」の育て方
●栽培環境 エアプランツは明るい間接光を好みます。窓際の明るい場所や、カーテン越しの柔らかな光が当たる場所がオススメです。直射日光は葉焼けの原因になるため避けましょう。 また風通しのよさも大切なポイント。エアプランツは湿気を好むものの、通気が悪いと根腐れを起こしやすくなります。週に1~2回程度窓を開けて、新鮮な空気を取り込みましょう。 ●温度管理 エアプランツは10℃以上の環境であれば問題なく育ちます。とくに冬場は室温が下がり過ぎないように気をつけてください。 ヒーターを使用する場合は、直接風が当たらないようにします。 ●水やり 空気中から水分を吸収しているとはいえ、乾燥した室内では水切れを起こすことも。ときどき霧吹きで水をかけてあげましょう。 月に1回程度、水を張った器に6時間ほど浸けておく「ソーキング」をすると、葉がみずみずしくなります。 ●肥料 肥料はとくに与えなくても大丈夫ですが、生育を促進するためには液体肥料が効果的。ソーキングのときに液体肥料を3000倍ほどに薄めた水を使うとよいでしょう。