色鮮やか2万5000鉢 Xマス用「大市」金沢市公設花き市場
金沢市公設花き地方卸売市場で5日、クリスマスや贈答向けの花を取引する鉢物大市が開かれた。色鮮やかなシクラメンやシンピジウムなど約100種類が北陸三県の買い受け人約50人に競り落とされた。 金沢総合花きによると、生産者の高齢化や資材高騰で取扱量は前年比3千鉢減の2万5千鉢となった。約3割はすでに買い手が決まっており、残る約1万8千鉢が競りに掛けられた。 猛暑の影響で出荷は例年より1、2週間ほど遅れたが、花の発色はよく仕上がったという。道法和豊社長(58)は「きれいな花を飾って明るい気持ちで年末を迎えてほしい」と話した。