“日プ”出演者も参戦…BMSG×ちゃんみなによるガールズグループオーディション「No No Girls」の見どころに迫る
BE:FIRSTやMAZZELなどのアーティストが所属するレーベル・BMSGが、プロデューサーにちゃんみなを迎え、まったく新しい形のガールズグループを誕生させるオーディション番組「No No Girls」(毎週金曜夜8時にYouTubeにて配信、完全版は毎週日曜昼12時からHuluにて独占配信)。今回は、同番組の見どころや個性豊かな出演者について紹介していく。 【動画】人生をかけて挑む女の子たちのリアルな姿を追った「No No Girls」 ■“No”を突き付けられたガールズたちをプロデューサー・ちゃんみなが先導 「身長、体重、年齢はいりません。ただ、あなたの声と人生を見せてください」という、かつてないメッセージから始まったオーディション番組「No No Girls」。韓国やアメリカなど、日本だけでなく世界から7000通を超える応募が集まった。プロデューサーを務めるラッパーでシンガーのちゃんみなは、自身の見た目や声に“No”を突き付けられ、ガールズグループとしてデビューできなかった過去を持つ。 本プロジェクトでは、そんなちゃんみなのように、他人から、あるいは自分自身に“No”を突き付けてきた30人のガールズたちを書類審査や対面審査を経て集め、“才能を殺さないために”というBMSGのビジョンのもと、彼女たちを世界で活躍できるガールズグループへと導いていく過程が楽しめる。 本プロジェクトの様子を追った本編は、BMSG公式YouTubeチャンネルにて毎週配信されており、動画配信サービス・Huluでは本編未公開シーンを含めた“完全版”を毎週日曜昼12時に配信。また地上波では、ちゃんみなと親交のあるタレント・ぺえと、YouTuber・平成フラミンゴのNICOをスペシャルサポーターに迎えた公式応援番組「No No Girls Night」(毎週水曜深夜0:59-1:29、日本テレビ系ほか)も放送中。デビューの切符をつかむために、悩み葛藤しながらも人生をかけて挑む女の子たちのリアルな姿を追っていく。 ■日プ出演者も?ちゃんみなが掲げるコンセプトに共感した参加者たち さまざまな“No”を浴びてきた30人のガールズたち一人ひとりの成長過程が映し出される同番組。今回は、30人の中でも特に注目を集めている2人を紹介する。 まずは“大型ガールズオーディション元練習生”のMOMOKA(高畠百加)。2023年に開催されたオーディション番組に出演しており、圧倒的な歌唱力でファイナリストにまで選ばれるも落選してしまった。MOMOKAの持ち味は低音のハスキーボイスだが、日プ出演時は“自分の声はアイドルには合わない”と悩んでいたそうだ。そんな彼女がちゃんみなの掲げるコンセプトに共感し、再挑戦を胸に誓う。 続いて紹介するCHIKAは、5歳の時から歌やダンスの実力を磨いてきたが、これまで落ちたオーディションは数知れず。2022年には大型オーディションを受け、その抜群の歌唱センスで最終審査にまで残ったが涙の落選。CHIKAは当時を振り返り、“自分は人の足を止めたり、引きつけられる人間じゃないのかな”と弱音を吐いたこともあったという。しかし本プロジェクトに出会い、自らの道を見つけたCHIKA。持ち前の歌唱力で本プロジェクトに挑む。 ■“本当の自分らしさとは何か”を考えさせられるオーディション番組 第1回の配信「Ep.01 / Prologue - What's No No Girls-」で3次審査に進む30人が発表された。3次審査では2泊3日の合宿を開催し、ちゃんみながガールズの指導に直接あたる。今後は、2025年1月11日に神奈川県のKアリーナ横浜にて最終審査「No No Girls THE FINAL」が開催されることもすでに決まっている。 そんな同番組の見どころは、やはりそのコンセプトだろう。参加者は、先述のように過去にオーディションに落選したり、否定されたり、自分に自信を無くした経験のある者ばかり。同じ経験をしたちゃんみなに賛同し、救いを求めるかのように参加を決意した者も少なくない。そんなガールズたちからは、“過去のトラウマを抱えていても夢を叶えたい、自分を表現したい”と切に願う想いがひしひしと伝わってきて、思わず胸が熱くなる。自分だけの表現方法でちゃんみなにぶつかるガールズたちを見ていると、“本当の自分らしさとは何か”を考えさせられるのだ。 ちゃんみなのガールズたちとの向き合い方も、これまでのオーディション番組とは異なるものだった。ちゃんみなは合宿で一人ひとりにしっかりと向き合い、彼女たちの想いや心に耳を傾け、常に“正直な本音”を引き出していた。技術的なアドバイスだけでなく、プロデューサーとしてガールズたちの“人生を背負う”という覚悟がはっきりと見て取れるのだ。オーディションに落選してきたちゃんみなだからこそ彼女たちに共感ができ、ガールズ自身もちゃんみなに全てを託す…この関係性こそが、本プロジェクト最大の醍醐味と言えるだろう。 ※高畠百加の「高」は正式には「はしごだか」