明日からニトリレディスが開幕! 前回大会のプレーバックと今年の注目選手を紹介!【JLPGAトーナメント観戦ガイド】
【菊地絵理香】 ・プロフィール 申ジエや穴井詩らと同じ2008年80期生。父親はティーチングプロ、姉もプロゴルファーというゴルフ一家出身の36歳。ツアー通算6勝、昨年のニトリレディスでは雷雨による中止ののち行われたプレーオフを制し見事優勝を果たした。 ・2024年度スタッツ メルセデス・ランキング:41位/フェアウェイキープ率:72.0930(15位)/イーグル数:4(7位) ・中村のコメント 昨年度の優勝者である菊地選手は北海道苫小牧市出身。昔から洋芝のコースに慣れているというのは強みのひとつでしょう。パーオン率はNEC軽井沢72で64%、CAT Ladiesで70%でしたが、アプローチもパットもツアーでは有数の名手、ショートゲームの達人と言えます。慣れた洋芝で得意のショートゲームを展開し、ディフェンディングチャンピオンとなる可能性もあるかもしれません。
【須藤弥勒】 ・プロフィール 生年月日/2011年8月6日(13歳) 、出身地/群馬県太田市、身 長/150cm、ゴルフ歴/1 歳から ■主な成績 世界ジュニアゴルフ選手権(2017、2018年)、マレーシア世界選手権(2019年)、USキッズ世界選手権(2021年)、ジュニアヨーロッパ選手権(2022年) 群馬県出身の13歳。1歳からおもちゃのクラブを握り始め、2歳で本格化、5歳でU6世界ジュニア選手権優勝。10歳までにジュニアゴルフ世界メジャー4大会を制覇して女子で史上初のグランドスラムを達成、「天才ゴルフ少女」と呼ばれている。スポンサー契約は計16社、既に推定3億6000万円以上の支援を受けている。ニトリもスポンサーのうちの1社。8月6日に誕生日を迎え、JLPGAの出場規定をクリアする13歳になったことを皮切りに今大会へ挑戦、レギュラーツアーデビューとなる。 ・中村のコメント 小さなころから頭角を現し、試合での活躍はもちろん小学生の頃からメディア露出も多かった須藤選手なので、ついにレギュラーツアーデビューかという気持ちです。昨年6月の北海道で開催されたプロパッティングツアーでも優勝を飾っていますが、そのパッティングの実力は小祝さくら選手もベタ褒めするほど。以前須藤選手と一緒にラウンドした際に彼女のプレーを目の当たりにし、「私よりもパットが上手」と話していました。13歳の中学生がプロのセッティングでどこまで食らいついてくるのか注目したいです。