まだ行ったことのない人は必見! 韓国・ソウルの旅でまず訪れたいスポット3選&今注目のグルメ2選
来年、2025年春に、神戸空港の国際チャーター便の運用が開始され、神戸と韓国(仁川)を結ぶ国際チャーター便が就航される予定と発表されました。 【写真】ソウルを代表する観光名所「仁寺洞」 今後、神戸からもさらに気軽に行くことができる韓国。首都のソウルは、歴史ある建築物から最新流行のショッピングエリアまですべてがそろった人気の街で、多くの観光客が訪れています。 そんなソウルについて知っている人も読者の中には多いでしょうが、「まだ行ったことがないので、行ってみたい!」という人も少なくないと思います。ここでは改めて、今、知っておきたいソウルへのアクセス事情や、ソウル旅行でのショッピングおすすめスポット・おすすめグルメを紹介します。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 公共交通機関でのソウル市内へのアクセスが充実していることでも有名な、韓国最大のエアポート・仁川国際空港。空港鉄道(「A'REX」エーレックス)をはじめ、ソウル地下鉄、空港リムジンバス、タクシー(国際タクシーを含む)と、利用可能な交通手段も多彩です。 仁川空港の第1ターミナルからソウル駅までの距離はおよそ60キロメートル。ソウル駅までノンストップで行ける直通列車の「A'REX」で43分、車で約1時間30分かかります。「A'REX」は、交通手段の中でもリーズナブルで、渋滞知らずのため、非常に便利な乗り物と言えるでしょう。 そのアクセスを経て、ソウルに到着すると、まず立ち寄りたいのが、「明洞(ミョンドン)」です。昔よりアパレルブランドやコスメブランドのショップが集まり、老若男女問わずショッピングが楽しめるショッピング街として有名で、路面店だけでなく、複数のデパートや免税店、地下商店街もあります。 絶えず進化をするエリアでもあり、特に外国からの訪問客が多い、明洞。旅行客にも利用しやすい環境が整っており、例えば韓国を代表するビューティーストアである「オリーブヤング」の明洞グローバル店では、会計の際にパスポートを提示すると、その場ですぐ、免税価格で購入が可能。空港で手続きをしなくても、その場で免税になる「即時還付型」の免税手続きは分かりやすくて好評です。 ソウルで訪れたいスポットの二つ目は、「仁寺洞(インサドン)」です。 ソウルを代表する観光名所であり、数多くのギャラリー、喫茶店、工房など、長い伝統を受け継ぐお店が並んでいます。個性的なコンセプトの複合文化スペースがあちこちにあり、多彩な文化を体験できます。 また、旅のお土産が買える工芸品のお店だけでなく、韓国の伝統菓子を今風にアレンジしたものなど、トレンドのお店もたくさんあるので、韓国の歴史と伝統を感じながらゆったりと過ごせるエリアです。 仁寺洞の最寄り駅、安国(アングク)駅周辺には、日本の観光客にも人気のカフェが多く、伝統家屋の韓屋(ハノク)をリノベーションしたところや、ベーグル・ギリシャヨーグルトを扱うカフェなど、トレンドを反映したお店もたくさんあります。 三つ目は、「南大門(ナンデムン)市場」です。 明洞からも近く、暮らしに必要なあらゆる商品を取り扱っている韓国最大の総合市場は、子供服通り、婦人服通り、太刀魚の煮付け屋通り、観光記念品通り、カメラ通りなど、様々な特化型の通りがあります。 種類が多く、複雑でもあるため、市場には海外からの観光客のために、「外国人専用コミュニティラウンジ」という施設も。そこでは、市場の案内をはじめとする総合観光案内だけでなく、手荷物預かりサービスから宿泊・交通予約サービスまで扱っているので、ビギナーでも気軽にショッピングが楽しめます。 そんな南大門市場のおすすめ市場グルメは「野菜ホットク」。通常のホットクはもちもちとした皮の中に蜂蜜やナッツなど、甘いソースが入ったものを揚げた人気のおやつなのですが、南大門では、餡として野菜と韓国の春雨「チャプチェ」が入った「野菜ホットク」が人気で、総菜パンのようにおいしく食べられるストリートフードとして、国内外から人気を集めています。 また、ソウルで人気のグルメと言えば、「タッカンマリ」です。「鶏(とり)一羽」を意味するタッカンマリは、澄んだスープに下ごしらえをした丸鶏、ジャガイモ、餅などを入れ、卓上で煮ながら食べる鍋料理。ニンニクもたっぷり入ったおいしいスープと一緒に鶏肉を食べると体が温まり、冬にもぴったり。鶏肉に火が通ったら、身をほぐしてヤンニョムにつけて食べるのも美味! 鶏肉を食べ終わると、鶏のコクが加わったスープに締めとしてカルグクスの麺を入れて食べると、最後までタッカンマリを満喫できます。 「東大門(トンデムン)」エリアには、タッカンマリ通りがあります。こちらも服の卸売り市場などが集まり、個人でも買えるファッションショップも多いところなので、ショッピングを楽しんだ後に立ち寄り、タッカンマリに舌鼓を打ちながら、ソウル観光の醍醐味を堪能したいものですね。 【取材協力】韓国観光公社 ※ラジオ関西『Clip月曜日』2024年11月11日放送回より
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