連休最終日の4日、県民の防災意識を高めてもらおうと「福岡県防災フェア」が開かれ、多くの家族連れなどが訪れました。 会場に並んだ特殊車両に興味津々の子供たち。

「防災フェア」

4日、福岡市東区の海の中道海浜公園で行われたのは、県が主催した「防災フェア」です。

炊事車（自衛隊）

熊本地震などで活躍した自衛隊の「炊事車」。 約45分で200人分の調理が可能で被災者の「食」を支えます。

水陸両用車（警察）

一方、水没した場所でも救助や物資の運搬などを行える警察の「水陸両用車」。 訪れた人たちは車に乗り込み記念撮影を行っていました。

来場した子供

Ｑ．炊事車を見て ◆来場した子供 「困っている人の助けになるからいいなと思いました」 ◆来場者 「自分達の生活を守るために、こういった車が活躍してくれているんだと改めて実感した」

「液体ミルク」や非常食の備蓄方法などを紹介

また会場には約20のブースが出展され、担当者らは被災地で水などが無くても使える「液体ミルク」や非常食の備蓄方法などを紹介していました。

福岡県警警備課　堤貴彦 課長補佐

◆福岡県警警備課　堤貴彦 課長補佐 「災害はいつ発生するか分からないので、平素からシミュレーションをして命を守る行動を取って欲しい」 主催者は「こうしたイベントを通じて県民の防災意識の向上につながれば」と話していました。