欧州移籍を推薦!? 外国人アドバイザーが激推しする高校サッカー最強の逸材(5)「私の目を引いた」DFとは思えぬ技術!
12月28日に開幕した第103回全国高校サッカー選手権大会。ここには、未来の日本サッカーを担っていくであろう逸材たちが数多く存在している。その中でもとくに注目すべきは誰なのか。今回は、公認スカウトの資格を持ち、数々の国際的な移籍に携わってきただけでなく、日本サッカーにも精通するイタリア人アドバイザーのフランチェスコ・ヴィッラ氏に、高校サッカー最強の逸材を選んでもらった。(選出・文:フランチェスコ・ヴィッラ、翻訳:佐藤徳和)
DF:松本果成(まつもと・かなる) 生年月日:2007年1月19日 所属:流通経済大学付属柏(千葉) 秋の素晴らしい日曜日の朝、私は市立船橋高校と流通経済大柏高校による注目の一戦を見るために船橋へ行くことにしました。到着すると、ダービーとお祭りが混ざり合ったような特別な雰囲気に包まれていました。 試合は開始から激しい展開となり、市立船橋が序盤に得たリードを守り切って勝利を収めました。ピッチ上には多くの優れた選手がいましたが、私の目を引いたのは、敗れたにもかかわらず、際立ったプレーを見せた流通経済大柏の選手でした。 松本果成は、素晴らしい体格と美しい滑らかな走りを持つプレーヤーです。それに加えて、精度の高い足元の技術と試合の流れを読む優れた理解力を備え、守備と攻撃の両面で能力を発揮できる選手です。この試合では右サイドバックとしてプレーしていましたが、これらの資質を活かして複数のポジションを効果的にこなせると確信しています。注目して追いかける価値のある選手です。
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