ベテランフォワードのPJ・タッカーがクリッパーズと双方合意でチームから離脱
10月7日(現地時間6日、日付は以下同)。ロサンゼルス・クリッパーズは、PJ・タッカーが双方合意のうえでチームから離れると発表した。 昨シーズンをフィラデルフィア・セブンティシクサーズの先発フォワードで迎えたタッカーは、昨年11月2日の3チーム間トレードでジェームズ・ハーデンらとともにクリッパーズへ移籍。 チーム加入後こそローテーション入りしていたものの、11月末から出番がなくなり、今年2月下旬のオールスターブレイク明けからコートへ復帰したものの、クリッパーズ移籍後は28試合の出場で平均15.0分1.6得点2.5リバウンドに終わっていた。 今夏プレーヤーオプションを行使してチーム残留を決めたとはいえ、キャリア14年目を迎える39歳のベテランフォワード(196センチ111キロ)はチーム4番手のパワーフォワード、あるいは3番手のセンターというのが現状だった。 「PJはキャリアの中で数多くのことを達成してきたプロであり、もっと達成することを望んでいます。我々はPJと彼の代理人とともに、前へ進むうえでベストなシチュエーションを見つけられるように進めていきます」 クリッパーズは声明の中でそう綴っていたことから、契約最終年のベテランはトレード、あるいはバイアウトで決別し、新たな環境へ身を置くことになる。複数ポジションをガードでき、屈強な肉体を駆使して攻防両面で奮闘する名脇役の今後の動向に注目していきたい。
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