派手すぎず遊び心あるインテリアに!色もの、柄ものを上手に取り入れるヒント
今も昔も人気のニュートラルカラー。この色で統一された部屋は、繊細で落ち着いていて、厳かな雰囲気さえ感じます。ただ一方で、深みや遊び心のない無機質な印象を与えてしまうのもまたニュートラルカラー。 【写真集】部屋をよりお洒落に!色と柄を取り入れる方法 無機質な印象を回避する方法はとても簡単。柄や色、デザインを巧みに組み合わせることです。それだけで、ニュートラルカラーのインテリアがとてもおしゃれにグレードアップします。ここでは、OKAのデザインチームから教えてもらったヒントをご紹介していきます。
ヒント1:大胆な色合いと柔らかい色合いを使用してコントラストを生み出す
部屋をニュートラルカラーで統一する、というのは、壁をベージュや白一色で塗るということではありません。視覚的なおもしろさを取り入れたいのであれば、いくつかの色を組み合わせるのが効果的。 高級インテリアの専門家でOKAの共同創設者でもあるスー・ジョーンズは、「大胆な色合いと、柔らかい色合いを選ぶのがポイントです。 部屋に落ち着いた雰囲気を求めている場合は、両方の色合いの淡いトーンを選択して、わずかなコントラストを生み出すとよいでしょう。」とアドバイスしています。 壁の下半分に大胆な色を試してから、上半分を柔らかい色で仕上げるとよいでしょう。また、幅木やドアを他のインテリアより暗い色で塗装するのもおすすめです。ポイントは、目を引く色を複数箇所に配置すること。 ジョーンズはこう付け加えます。「気に入ったカラー1色で家全体を塗装するのは、のっぺりとした印象を与えるためおすすめできません。もし1色で統一したいなら、その色のいろんなトーンを使って、部屋ごとに少しずつ色合いを変えるのがよいでしょう。部屋に入ったときに目に留まる色や柄のバランスがとても大切です。柄のあるソファは部屋に遊び心をプラスしてくれますし、柄のあるブランケットやクッションは部屋に奥行きを与えてくれます」
ヒント2:柄物を組み合わせる時はそれぞれの大きさに気を配る
柄物や生地、テクスチャーを組み合わせるときは、それぞれがマッチしているかも重要ですが、大きさに気を配ることもお忘れなく。それぞれが同じである必要はなく、大きいものと小さいもの、花柄とストライプ、といった別の組み合わせの方がよいこともあります。全て同じ系統の色で組み合わせるため、派手になりすぎることはありません。 インテリアデザイナーのシャーロット・サンダースは、「柄物を組み合わせる簡単な方法は、柄物を重ねることです。カーテンが花柄の場合は、椅子に幾何学模様を追加するとうまく調和します。また、大きな柄の入ったソファがある場合、椅子の柄は小さめを選ぶなど、柄の大きさにも気を配るとよいでしょう」とアドバイスしています。