川崎が1か月ぶり白星、センターバック佐々木旭が40メートルドリブルの決勝ゴールで浦和を破る
◆明治安田J1リーグ第11節 川崎3―1浦和(3日・U等々力) 川崎は3月30日のFC東京戦以来、1か月ぶりの白星を手にした。1―1の後半4分、DF佐々木旭がハーフウェーラインから40メートルのドリブルから放ったシュートが決勝点となった。 前半18分、川崎は右スローインから今季初先発のFWゴミスが落としてキープ。FW家長昭博が中へ入れると、MF遠野大弥が頭でつなぎ、後ろから走り込んだ脇坂がゴールネットを揺らした。 追加点を入れたい川崎だが、同点に追いつかれた。同35分、ペナルティーアーク左前付近のFW中島翔哉のクロスに、MF遠野がFW大久保に競り負けて1―1となった。 後半立ち上がりに川崎は勝ち越し点を奪った。FWゴミスのキープからハーフウェーラインでパスを受けたセンターバックのDF佐々木がドリブル。一気に約40メートル前進してペナルティーエリア内から放ったシュートが勝ち越し点となった。 1点リードを奪った川崎は、スピード感あるワンタッチでのパス回しや、狭いところを突くスルーパスなど「らしさ」を取り戻した。 そして後半アディショナルタイムにはFW家長昭博が試合を決定づける3点目を奪った。
報知新聞社