規格外のグミを販売し食品ロスを削減へ 人気商品の提供も両立【長野・松本市】
ヒビや変形した訳アリ商品を販売することで、食品ロス削減につなげます。食品メーカーのカンロが規格外のグミの販売に乗り出しました。 パリパリ食感が人気のグミ「グミッツェル」。しかし、よく見るとヒビが入ったものや欠けたものばかり… ■カンロ サステナビリティ推進部 松葉透部長 「今まで廃棄していた物を何とかお届け出来ないかと考えて、こういう商品を作った」 松本パルコできょうからオープンしたポップアップストア。 供給力の確保や食品ロス削減に向けて、製造工程で生じたヒビなどで販売出来なくなったグミを、「グミッツェルU」として試験的に販売しています。 ■カンロ サステナビリティ推進部 松葉透部長 「グミッツェル自体が非常に好評で、中々全てのお客さんにお届け出来ていない。食品ロスを無くすことやお客様に提供するということが両立出来るのではないかと考えている」 ポップアップストアでは、県内にある2つの工場で作った商品や、これまでオンラインショップでしか買えなかった人気商品などが目白押し。 ■木曽町から 「(Q.この商品(グミッツェル)が信州で作られていたの知っていましたか?)えっそうなんですか、知らなかったです。(グミッツェルは)都会に行かないと買えない物だと思っていたのですごくうれしい」 ポップアップストアは、松本パルコ1階の特設会場で15日まで開かれています。