なぜ呼ばれない!? 日本代表に招集したかった選手(6)待望論続出!? 欧州で輝く若き怪物
FIFAワールドカップ26・アジア最終予選に臨んでいるサッカー日本代表の勢いが止まらない。予選3連勝を飾り、現在の森保ジャパンのレベルの高さは誰もが認めるところだが、一方で、ファンの間で「なぜ呼ばれない?」と議論の対象となる選手も存在する。今回は、日本代表に招集したかった選手をピックアップして紹介する。※成績は『transfermarkt』を参照
GK:小久保玲央ブライアン(こくぼ・れお・ブライアン) 生年月日:2001年1月23日 所属クラブ:シント=トロイデン(ベルギー) 24/25リーグ戦成績:7試合7失点 10月シリーズもパリ五輪(オリンピック)のU-23日本代表守護神が森保ジャパンに招集されることはなかった。 今年7月にベンフィカからシント=トロイデンに完全移籍で加入した小久保玲央ブライアンは、新天地で安定した成績を残している。ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部リーグ)では10試合中7試合に出場して7失点。2試合でクリーンシートを達成しており、7戦負けなしのチームを最後方から支えている。 9月シリーズではファンの間で森保ジャパンへの招集待望論が多かった小久保。結果的に森保一監督は招集を見送ったが、この時はシント=トロイデンに移籍してまだ日が浅かったこともあり、新天地への適応およびレギュラー奪取を優先させたという見方が強かった。 それだけに、所属クラブで正GKとしての信頼を勝ち取ったなかで迎えた10月シリーズでは満を持して日本代表入りする可能性も高まっていたが、またも招集は見送られた。 FIFAワールドカップ26・アジア最終予選に臨む日本代表では、鈴木彩艶、大迫敬介、谷晃生の3人がGK枠を占めている。いずれも優秀なGKであるのは間違いないのだが、小久保にもセービング力やフィードの正確性といった長所があり、3人と比較しても決して見劣りはしない。 パリ世代屈指の守護神を10月シリーズで戦力に組み込む意義は大きかったように思うのだが…。
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