「梅北地下道」が閉鎖…約100年の歴史に幕「寂しくなる」グランフロントと梅田スカイビルをつなぐ道 最終日に道には花「長らくお世話になりました。ありがとう!」のメッセージも
JR大阪駅北側にあるうめきた地区の地下道が7日夜に閉鎖され、約100年の歴史に幕を下ろしました。 【写真を見る】壁面をよ~~く見ると…あの有名肖像画が!各所に散りばめられたトリックアート あざやかな壁画が特徴的な「うめきた」地区の地下道が開通したのは今から95年前の1928年、旧国鉄の貨物駅ができて、地上にあった道路が撤去されたため、地元住民の要望を受けて造られました。 地下道の幅は4m・距離50mほどで、グランフロント大阪と梅田スカイビルの両エリアの間をつなぎ、会社員だけでなく学生や観光客など多くの人が利用してきました。 しかし、地上にあったJRの線路が地下に切り替わったため、地下道が封鎖され、地上での往来に切り替えられることになりました。 閉鎖を受けて利用者からは『寂しい』などの声が上がりました。 (利用者) 「え、うそ!知らんかった。めっちゃびっくりですね。もう一回通りますわ」 「ほぼ毎日です。ちょっと寂しくなるのかなと思って写真撮りました」
11月7日午後11時45分過ぎ、地下道にポールが立てられるなどして、新通路への切り替え作業が行われ、閉鎖されました。
最終日となった、7日地下道には『長らくお世話になりました。ありがとう!お疲れ様でした」と書かれた花が添えられていました。 これにより、地下道は約100年の歴史に幕を下ろしました。 地下道閉鎖に伴い、JR大阪駅方面から、新梅田シティエリアへは、地上に設置されたう回路を使って行き来することになるということです。