映画『聖☆おにいさん』にデスノート登場 松山ケンイチと藤原竜也の共演で監督がPに直談判
福田雄一監督「ふたつ返事でOKでした」
俳優の松山ケンイチと染谷将太が25日、都内で開催された『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~』の舞台あいさつイベント「聖なる夜の大感謝祭」に登壇。メガトンをとった福田雄一監督と初の上映後イベントで撮影秘話を披露した。 【写真】「センス光ってる」神木隆之介が公開した松山ケンイチからの“粋な差し入れ” 本作は、累計発行部数1700万部を超える同名ギャグ漫画を原作とするコメディー映画。実写版では神の子・イエス役を松山が、悟りを開いたブッダ役を染谷が演じた。ゆるい日常を過ごすイエスとブッダの2人に禁断のオファーが伝えられ、神、仏、天使、悪魔が入り乱れるハチャメチャエピソードが展開される。 本作には、かつて松山と『デスノート』で共演した藤原竜也も堕天使・ルシファー役で出演。松山が「最後、竜也さんがすごかった。何を持って来てんだ! と思いましたよね」と切り出すと、福田監督は「まさかデスノートが出てくるとは思わないよね」とにやり。デスノートの登場は台本に書かれていなかったことが明かされると、福田監督は「わざと書かなかったんです。プロデューサーに怒られると思って。『藤原竜也が出てくる。松山ケンイチがいる。デスノート出さなくてどうするんですか!』とプロデューサーに言って、とりあえず先生に聞いてみたら、ふたつ返事でOKでした」と振り返り、登場したデスノートが映画『デスノート』で使用された本物であることを告白した。 まさかのデスノート登場に松山は、「デスノートって久しぶりにしゃべるので、どういう言い方にしようかなと悩みました」と困惑したことを回想。染谷も「オレが一番困りましたよ。一体どうしたらいいんだって」と苦笑し、福田監督は「竜也くんには前日に『デスノート出してもらえませんか?』と聞いた。嫌だと言われたら諦めようと思ったんですが快諾でした」と笑った。 作品のさらなるヒットを願い、染谷は「周りの人に笑いを伝達してほしい。冬休みも始まったことだし、ご家族そろって見ていただけたらうれしいです」とアピール。松山は「ほぼ神、仏しか出ていないので、ご利益があります。0歳から100歳まで全員劇場まで来ていただけたら」とメッセージを送った。
ENCOUNT編集部