外国人記者にケロイドを見せ「原爆一号」と呼ばれた被爆者 原爆ドームのそばで土産物店を営み原爆の悲惨さを訴えた 吉川さん夫妻を紹介する企画展 広島
原爆ドームのそばでみやげ物店を営みながら原爆の恐ろしさを訴え続けた被爆者の活動を紹介する企画展が、広島市で開かれています。 【写真を見る】外国人記者にケロイドを見せ「原爆一号」と呼ばれた被爆者 原爆ドームのそばで土産物店を営み原爆の悲惨さを訴えた 吉川さん夫妻を紹介する企画展 広島 企画展「いま、ここにあるヒロシマ」は被爆者の 吉川清 さんと妻・生美さんの思いや活動を知ってもらおうと、広島市の平和公園にあるレストハウスで開かれています。 自らのケロイドを見せ、外国人記者に「原爆一号」と呼ばれた吉川さんが、原爆ドームのそばで営んだみやげ物店「原爆一号の店」が再現されました。 国内外の観光客に原爆の悲惨さを訴えながら絵はがきなどを販売した吉川さん夫妻の活動が紹介されています。会場には吉川さんの思いを受け継いだ人たちが制作した原爆ドームの絵や模型なども展示されています。 原爆ドームとヒロシマ実行委員会 出山ひさ子 代表 「被爆者が自ら立ち上がって、がんばって活動してこられたことを知ってもらいたい」 企画展は25日まで(広島市中区・平和公園 レストハウス)開かれています。
中国放送