SQ1敗退のリカルド「微調整が必要。マシンをもっと理解できるようにしたい」/F1オーストリアGP
シーズン中にリアム・ローソンとの入れ替えがうわさされるなど、なかなかパフォーマンスを発揮できないでいるRBのダニエル・リカルド。彼は、6月28日にレッドブルリンクで行われたF1第11戦オーストリアGPのスプリント予選でも、16番手と精彩を欠いた。 【写真】レッドブルリンクを走行するダニエル・リカルド(RB) RBのレーシングディレクターであるアラン・パーメインによれば、チームは先週のバルセロナで困難な週末を過ごしたあと、オーストリアのレースウイーク初日に2台のクルマで「さまざまな実験」を行ったという。 リカルドは同セッションの終盤にソフトタイヤを履いて1分06秒962というタイムをマークし、16番手でFP1を終えた。その後、彼とRBチームは午後のスプリント予選に向けてクルマに多くの変更を行ったが、ミディアムタイヤの装着が義務付けられたSQ1でその真価は発揮できず。 結局、チームメイトの角田裕毅(RB)に次ぐ16番手に終わり、SQ2に駒を進めることができなかった。 ■ダニエル・リカルド(RB) FP1 16番手(1分06秒962:ソフトタイヤ/31周) スプリント予選 16番手(SQ1=16番手1分06秒581:ミディアムタイヤ) 「このサーキットは1周が短いから、トラック上はつねにトリッキーになる」 「FP1から(セットアップを)かなり変更した。まだパッケージについて学ぼうとしているところだけど、明らかに、わずかでも外してしまうとイライラする」 「スプリント予選のアタック2周目は、間違いなく1周目より良かった。だけど、まだいくつか微調整が必要なようだ」 「僕たちは(FP1からスプリント予選に向けて)適切な変更を行ったと思っているが、もっとうまくバランスを取る必要があるのかもしれない」 「明日のスプリントを使ってマシンをもっと理解できるようにしたいと考えているから、楽観的でいたいと思う」 [オートスポーツweb 2024年06月29日]