〈那須2人殺害〉「ワタシ関係ないのに疑われている」「(夫妻を)“消してやる”のメッセージは本気で捉えていなかった」逮捕直前の長女が部下に語っていたこと「セイハさん(刺青男)への心は離れていた」
「誠端さんは元不良だから口メチャ悪いんですよ」
それが無実の証明になるわけではないが、関係者は真奈美容疑者が事件に関与していたことを全く信じていない。 「誠端さんが、パパとママのことを『あいつら消してやる』とか『ここで歩けなくさせてやる』と真奈美さんにメッセージを送信していたような報道がありますけど、誠端さんは元不良だから口メチャ悪いんですよ。 それくらいのことは、これまでもよく口に出していたんで、それを100%真奈美さんが信じて『消してやる』とか本気でとらえていたわけではないと思うんですよ。 あの二人は中学時代の先輩、後輩でいろいろ知った仲だった、それだけにショックだったようです。そのあたりのことも含めて検察や警察には詳しく話しているはずなんですけど…」 関係者は任意捜査段階で真奈美容疑者が当局とどんなやり取りをしていたかについても聞いていた。 「真奈美さんはこれまで何度も警察や検察に呼び出されて協力しているんですが、10日前くらいからだんだん検察の調べのトーンが変わったようです。今までニコニコしていた検事さんの口調がキツくなり、”自分のことを犯人視している”と思い込むようになっていきました。 『私は関係ないのに疑われている』とボヤくようになり、毎日のように調べが続いて『疲れたー』と参っていました。真奈美さんも自身が逮捕されることを覚悟はしていて、我々従業員にも『もしそうなったら(店)よろしくお願いします』と言っていたんです。 今日、警察署から移送されるときの映像が流れていましたが、真奈美さんは堂々としていました。全くやましいことがないからだと私は確信しているんです」 この関係者の自信に満ちた推測が真実なら、事件は大きく揺さぶられることになる。起訴され、有罪が確定すれば極刑必至の凶悪犯罪なだけに、その行方に注目が集まる。 ※「集英社オンライン」では、今回の事件について、情報を募集しています。下記のメールアドレスかX(Twitter)まで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: shueisha.online.news@gmail.com X(Twitter) @shuon_news 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
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