パリ五輪フェンシング銅メダリストが引退「今後は一社員として自分らしく頑張っていきたい」
パリ五輪のフェンシング女子サーブル団体で銅メダルを獲得した福島史帆実(29)=福岡県宗像市出身=が15日、現役引退を表明した。所属先のセプテーニ・ホールディングスが発表した。今後も同社に残り、社業にいそしむ予定。 ■女性メダリストたちの〝意外なオフショット〟【写真】 元々陸上の走り幅跳びをしていた福島は小中学時に福岡県が実施する「タレント発掘事業」でフェンシングと出合い、福岡魁誠高で本格的に始めた。2021年東京五輪は初出場で団体5位。パリ五輪はサーブル個人で左足に痛みがあって2回戦敗退となったが、団体で悲願のメダルを手にした。 福島は所属先を通じて、以下の通りコメントした。 「このたびフェンシング競技を引退することを決意しました。当社に入社し、温かい応援や沢山のサポートをしていただき小学生の頃からの夢であったオリンピックでのメダルを獲得することができました。これまでの経験を生かし今後は一社員として自分らしく頑張っていきたいとおもっております。これまで応援していただきありがとうございました」
西日本新聞社