【夏場所】霧島 早くも2敗「ちゃんと当たっていこうと思ったけど、怖がって逃げてしまった」
巻き返せるか。大相撲夏場所3日目(14日、東京・両国国技館)、カド番の大関霧島(28=音羽山)が幕内熱海富士(21=伊勢ヶ浜)に豪快に押し出され、2敗目(1勝)を喫した。 今場所初めて、取組後に取材に応じた霧島は「相手の圧力があって、自分の立ち合いが流れた。ちゃんと当たっていこうと思ったけど、怖がって逃げてしまった」と唇をかんだ。 所属していた陸奥部屋の陸奥親方(元大関霧島)が4月に定年を迎え、春場所後に音羽山部屋へ転籍。音羽山親方(元横綱鶴竜)は、陸奥部屋時代の兄弟子でもある。霧島は「(部屋で)一緒にご飯を食べる時に、(音羽山親方から)取組の良かったところを言ってもらえる。新しい師匠のためにも勝ちたい」と巻き返しを誓った。 15日の4日目は幕内大栄翔(30=追手風)との一番。霧島は「まだ3日目? これからですね。自分の相撲を取るのが大事。いつも通りやるしかないので」と前を向いていた。
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