『カメ止め』上田慎一郎監督、借金苦で「一時期はホームレスをしていた」
上田慎一郎監督が7日、都内で行われた映画『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』(11月22日公開)の完成披露上映会に内野聖陽、岡田将生、川栄李奈、森川葵、後藤剛範、上川周作、鈴木聖奈、真矢ミキ、小澤征悦とともに登場した。 【写真】“納税しよう”ポーズを決める内野聖陽・岡田将生ら
同作は、上田監督が『カメラを止めるな!』公開前から動いていたプロジェクトで、ソ・イングク、スヨン、マ・ドンソクの共演で日本でも話題を呼んだ韓国ドラマ『元カレは天才詐欺師~38師機動隊~』を原作に、上田監督がオリジナリティを加えた企画となる。 ■“信じやすいタイプ”の上田慎一郎監督「借金が膨れ上がっていって…」 イベントでは、同作の内容にちなみ「騙したこと・騙されたこと」について登壇陣がトークを展開。上田監督は「僕はすごく信じやすいタイプで上京したての頃に、とあるウェブサービスに50万円出資すれば銭がすごく入ってくるという話を聞いて50万円を出資した」というエピソードを披露。続けて「それで借金が膨れ上がっていって200万円くらいになっちゃって、家も失って一時期は代々木公園でホームレスをしていた」と明かし、キャスト陣を驚かせた。 上田監督は「そういう騙された経験がたくさんあったから、この映画ができた」とまとめるも、隣で驚きながら話しを聞いていた小澤は「(舞台挨拶の)最後にものすごく重たいものを……」とコメントし、笑いを誘っていた。