自転車、交通ルール守って走行を 5月の「自転車月間」に合わせて岡山県警が一斉取り締まり
5月の「自転車月間」に合わせ、岡山県警は14日、自転車の交通量が多い県内の99カ所で一斉取り締まりを行い、危険な走行に目を光らせた。 岡山市北区岩田町の市道交差点では、岡山中央署と県警交通機動隊の計14人が午前7時半から自転車の通学、通勤者に「左側を走行して」「一列になって進んでください」などと声かけ。信号無視やイヤホンの装着といった危険な運転を見つけると、厳重に注意した。 自転車通勤中の会社員(21)=岡山市北区=は「左側を走る意識をしっかりと持ち、事故に遭わないようにしたい」と話した。 岡山中央署の對中貴之交通官は「自転車も交通ルールを守らないと大きな事故につながる。命を守るためにヘルメットを着用してほしい」と呼びかける。 県内で今年発生した自転車が関係する人身事故は4月末現在342件(暫定値)で、前年同期と比べ2割(57件)増えている。