小学5年生の長男に「任天堂Switch」を購入したら「プロコンも買って」とおねだりされました。この出費は必要でしょうか?
子どもにお金の価値を教えるチャンスと考える
今回の事例のように、プロコンの購入などをおねだりされたときは、子どもにお金の価値を教える絶好のタイミングであると考えましょう。例えば、欲しいものがあれば自分でお金を貯めて購入するというルールを作り、お金を手に入れることの大変さを学ばせるのもおすすめです。 お金を貯める方法としては、お年玉やおこづかいを貯めたり、お手伝いをして報酬をもらったりするなど、さまざまな方法が考えられます。どのようにお金を貯めていくかを、子ども自身に提案させるのもよいでしょう。 また、子どもが何かを欲しがるときには、事前にルールを決めておくことも大切です。 「同時に複数のものを欲しがったら1つに絞る」「高額なものは特別な日にしか買わない」などのルールを設ければ、子どもは物欲をコントロールし、計画的にお金を使う力を身につけていきます。ルールを設定する際は、親自身も決めたルールを守ることで、子どもに一貫した教育を提供できるでしょう。
「プロコン」の購入は生活費と相談しつつお金に関する教育に役立てるとよい
プロコンの購入は子どもにとって魅力的なものですが、家計への影響や長期的な教育の視点も考えて判断することが大切です。生活費を圧迫するようなら、別の予算を削らなければなりません。家庭の予算を考えて、プロコンを購入するかどうかを判断しましょう。 また、教育方針に沿った購入方法も検討してみてください。子どもに欲しいものをおねだりされたときは、お金の教育をするチャンスです。欲しいものを手に入れるためには、努力や我慢が必要なことを学ばせるよい機会にしましょう。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部