大坂なおみ カムバック賞の候補に、出産から復帰し印象的な活躍<女子テニス>
WTAプレーヤーアワード
女子テニス協会のWTAは20日、公式サイトで2024年のWTAプレーヤーアワードを発表し、世界ランク59位の大坂なおみがカムバック・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーにノミネートされた。 【動画】大坂なおみ 世界1位シフィオンテクに惜敗、決着の瞬間 「カムバック・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」はツアー離脱から復活を果たし、印象的なプレーをした選手に贈られる賞。 27歳で元世界ランク1位の大坂は、2022年末にツアーを離れ、2023年に娘を出産。 今季から復帰を果たすと、カタール・トータルエナジー・オープン(カタール/ドーハ、ハード、WTA1000)とリベマ・オープン(オランダ/スヘルトーヘンボス、芝、WTA250)でベスト8に進出。BNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)とチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、WTA1000)では16強入りするなど、安定した成績を残した。 また、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)2回戦では、当時世界ランク1位のI・シフィオンテク(ポーランド)を相手に敗れたものの、ファイナルセットまで持ち込みマッチポイントを握る健闘をみせた。 シーズン終盤は腰と腹筋の負傷により欠場となったものの、世界ランキングなしからスタートした今シーズンを世界ランク59位まで大きく上げ終えた。 【カムバック・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーにノミネートされた選手】 大坂なおみ P・バドサ(スペイン) K・ムチョバ(チェコ) A・アニシモワ(アメリカ) E・ラドゥカヌ(イギリス)