友人の「ヴォクシー」には「アイドリングストップ機能」が搭載されており、正直うらやましいです…。どのくらい燃費を節約できるのでしょうか?
アイドリングストップの注意点
アイドリングストップを行うと、エンジンの始動・停止の回数が増えます。このことによりエンジンの消耗が早くなると想定されるため、使用するには専用のバッテリーが必要です。 仮にバッテリーが故障した場合、通常のバッテリーと比較して、修理や交換などの際にかかる費用が高額になる可能性があります。 エンジンの始動には、アイドリング5秒分の燃料が必要とされるため、場合によっては、燃費が悪くなることもあるようです。停車時間が5秒を下回りそうなときは、機能を使わない方がよいケースもあるでしょう。
アイドリングストップを停止する方法
アイドリングストップを使わない場合は、スイッチパネルにある「アイドリングストップOFF」のスイッチを押すとよいでしょう。ただし、この場合は、車へ乗り込むたびにスイッチを操作しなくてはなりません。 常時アイドリングストップOFFの状態にしたい場合は、「アイドリングストップキャンセラー」を使う方法があります。キャンセラーは、社外品として数千円で購入できるようです。 ただし、ディーラー車検に出す際にアイドリングストップキャンセラーをつけていると、車検に通らないケースもあるため注意してください。
アイドリングストップ機能を使用すると年間で5万円ほどの節約効果に期待できる
「アイドリングストップ機能」とは、停車中にガソリンを節約する機能です。毎日1時間使用する場合は、年間で5万円ほどの節約効果が期待できます。 ただし、アイドリングストップの使用には、利点だけでなく注意点もあるようです。それぞれの内容を確認し、使用すべきかを判断する必要があります。アイドリング機能の使用が適しているかは人それぞれ異なるため、利点と注意点を確認してから決めましょう。 出典 一般財団法人 省エネルギーセンター(4)停止時の運転操作 アイドリングストップ 経済産業省 資源エネルギー庁 石油製品価格調査 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部