「グラビアで稼いだお金を父親の借金の返済に」26歳差婚のモデル・菊池瑠々(29)の結婚観に影響した幼少期の苦い思い出
「グラビアで稼いだお金を父親の借金に100万円ぐらい貸してって」菊池瑠々の価値観を形成した苦い思い出
会うたびに夫に惹かれるようになったそうだが、そもそも、なぜ菊池は、第一印象が良いとは言えない男性からの誘いを受けたのか。 菊池「出会った頃主人が45歳で、そもそも年齢で恋愛対象外だったので、入口はその年齢よりもお金持っているなっていうので、ちょっと一緒にいてもいいかなって。正直なことを言うと、お金を持ってなくて主人が言い寄ってきても多分興味を持たなかったろうな」 最初に感じた魅力は「お金」だと言い切る菊池。このような考えを持つようになったのは、幼少期の苦い思い出が関係していた。 菊池「親が中華料理屋さんやっていたんですけど、結構経営が厳しくて、借金とかも結構あって、あんまり贅沢できるような家庭じゃなかったので。毎晩のように両親が帰ってくるとお金のことでもめて喧嘩して、私がそれを聞いて泣いて、過呼吸になってっていうのが毎日のように繰り返されていたので、家にいるのがほんと苦しくて、自分の中では地獄だったなって感じはします」 「お金さえあれば…」幼いころからそう思っていた菊池が中学1年生になった頃、現在の所属事務所とは違う会社から原宿でスカウトされた。 菊池「グラビアスタートで芸能界に入って。そのグラビア自体は2年ぐらい続けたんですけど、そのグラビアやっていた時はDVD出して1本でいくらってドーンって入るので、まあ子どもながらこんなお金もらえるんだって思って喜んではいたんですけど、でもそれも全部貯金に回していました。その仕事で稼いだお金を父親の借金に100万円ぐらい貸してって言われて、子どもに100万円貸してというのもどうかと思うんですけど。ただグラビアが自分のやりたいことじゃなかったので、そこで事務所を辞めました」 中学生の時からお金の重要さを実感してきたからこそ経済力がなによりも魅力的にうつるという。 また両親が共働きの中、1人で留守番をしていた時の孤独感も影響している。 菊池「中学生、高校生のときは高身長でかっこよくてとか、そういうのはすごく(結婚相手の)条件としてはあったんですけど、自分の中では幼少期がずっと1人で寂しい思いをしてきたので、ずっと一緒にいてくれる人、時間に余裕がある人がいいなっていうのは思っていました」 こうした10代のつらい経験が菊池の結婚観を形成していた。 菊池「もし旦那に借金があったら子どもも苦しむので、結婚する前にそれを知ったのであれば結婚は論外。対象外です」 この菊池の考えを聞いて、夫は何を感じたのか。 夫「正直言うとお金目当てで来てくれる方が男は楽ですよね。この時代だとお金目当てじゃないと年の差はクリアできないですから」 出会ってから3カ月が経ったある日、菊池は、夫から規格外の告白をされたという。 菊池「一緒に住む家を用意したから、ここで一緒に住んで付き合ってくれないかって言われて。私はそれまでもずっと実家から出たこともなくて、一人暮らしもしたことなかったんですけど、初めて実家を出て 一緒に暮らして、それが旦那からしたら結婚だったのかな?違うのか?」 夫「意識していないと一緒に住まないからね。今思えばそうだった。」 こうして交際と同棲が始まったが、ほどなくして2人の間を阻む壁が立ちはだかった。 菊池「最初は全部がジェネレーションギャップですね。カラオケ行くにしても私が歌う曲は知らない、(夫が)知っている曲は、中森明菜さんとか山口百恵さん。それ歌ってみて全然知らないから、ボイスガイドみたいのを入れながら歌ったりとか、そこから昭和の曲を勉強して歌えるようにしました。あと食事とかでもなんか何年に結構豆知識とか、そういう話するんだよね」 夫「うんちくね」