マカオ治安警察局が市内各所で一斉取り締まり展開…賭博目的違法両替従事などの男女8人検挙
マカオ治安警察局は11月6日、マカオ警察総局による指揮の下、マカオの良好な治安環境の保護・維持を目的として展開する大規模作戦「落雷2024」の一環として、同月5日から6日にかけて市内各所で一斉取り締まりを実施したと発表。 今回の一斉取り締まりには治安警察局のマカオ警務庁、海島警務庁、交通庁、情報庁から67人が参加し、繁華街にあたるマカオ半島の中区・新口岸区とカジノを含む統合型リゾート(IR)施設が集積するコタイ地区のコタイストリップ一帯で職務質問を強化して臨んだほか、複数箇所で交通検問を実施したとのこと。
期間中、計246人(男190人、女56人)に対する調査を行い、このうち男女8(男6人、女2人)について違法・違反が認められたため検挙。具体的には、賭博目的違法両替罪で男5人を検察院送致したほか、違法販売従事の男1人、違法売春従事の女1人、違法就労の女1人を関係部署へ身柄を引き渡し済みとした。 交通検問については車両44台に対する調査を行い、違反は16件(運転中携帯電話使用8件ほか)だったという。 同局では、今後もマカオの治安情勢の変化を注視し、状況に応じて臨機応変に対応策を調整し、各種違法行為の抑止及び取り締まりを実施することで、市民と旅客の生命と財産の安全保障、公共の安全と秩序の確保、マカオの良好な治安環境の保護に努めるとした。