保険金目的で叔父を“殺害”か 被告の男「私は叔父を殺害していません。無罪です」 事故死か他殺か…福岡地裁初公判
起訴内容を否認 弁護士側「不幸な事故」
事件から3年を経て始まった裁判。争点になったのは西村さんの死が他殺か事故死か。そして松成被告が犯人であるかどうかだ。 初公判冒頭、はっきりとした声で「私は叔父を殺害していません。無罪です」と起訴内容を否認した松成被告。弁護側も冒頭陳述で「松成被告は西村さんを殺害していない」「偶然の積み重なりで起きた不幸な事故」と主張。 西村さんにかけられた保険金については「西村さんが故郷に帰るときの準備資金」「保険の受領は争わないが、正当な保険請求」などと訴えた。 一方、検察は冒頭陳述で、「松成被告にはギャンブルの損失などの動機があり、直前に西村さんの保険を増額するなどしていた。計画性、犯行の残酷さ動機の悪質さ、結果の重大性に注目して欲しい」と主張。 裁判は今後、松成被告への被告人質問などが行われ、6月28日に判決が言い渡される。 (テレビ西日本)
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