海外メディアは東京五輪前の吉田沙保里の引退に驚き「歴代最も成功した選手」「伝説選手引退は驚き」
「リオ五輪後」の小見出しの記事では、ここ数年の状況について触れ、「吉田は競技生活を休養して日本代表チームのコーチとなった。昨年12月の全日本選手権の欠場により、彼女が引退するのでは?との憶測が高まった。2014年に日本のテレビドラマに出演した後には、彼女は“レスリングキャリアを終えた後にまた(テレビの世界に)戻りたい”と話していた」と、現役復帰への可能性が薄かったことを伝えた。 記事は「彼女は2020年の東京五輪で地元に金メダルをもたらす後継者たちの支援を考えている」と、会見の内容を使ってまとめられている。 英国で五輪、パラリンピックスポーツを扱うスポーツサイトinsidethegames.bizは「13度のUWW(世界レスリング連合)世界チャンピオン、3度の五輪メダリストの吉田が引退」との見出しで、吉田の引退を伝えた。 記事は「昨年10月にブタペストで開かれた直近の世界選手権に出場していないとはいえ、東京での自国五輪を2020年に間近に迎える中での引退は驚きを呼ぶかもしれない。だが、引退を発表した今、吉田は、女優やテレビのパーソナリティとしてキャリアを望み、メディアの世界に進む計画を持っている」と、海外目線で伝えている。 海外メディアからすれば、やはり東京五輪前のレジェンドの引退決意が驚きだったようである。