【蒲郡ボート PG1クイーンズクライマックス】岡田光広の“超イイ値”は西橋奈未 逆風の中で得たもの
プレミアムG1「第13回クイーンズクライマックス」が開幕する。超イイ値担当の“ミスターあまのじゃく”岡田光広記者は西橋奈未(28=福井)を猛プッシュ。横綱級の64号機を引き当てた遠藤エミが1枠に鎮座するが、トライアル初陣で猛者超えなるか。 昨年のシリーズ戦覇者が今年は女子12強として初めて頂上を争う舞台に立つ。ランキング8位。その道のりは決して順調ではなかった。4月の福岡ヴィーナスシリーズ準優戦のフライングにより、5月のSGオールスター後は11月の津まで男女混合戦回りが主戦場に。さらに、その津で、またもフライング…。まだ17日分のF休みを残したままでの参戦となった。 「(今年は)優勝1回でよく12人に残れたなって思う。混合戦だと優勝戦1号艇にならないと勝つのはなかなか難しいですからね」 そんな逆風の中で得るものもあった。 「エンジン出しもそうだし、旋回とか道中の競りとか、だいぶ地盤が固まったのかな。SGも2回経験できたし、記念でも定松勇樹君とか末永和也君とか、年齢が近い若手と接することで意識的にも高くなった」 目指すは自力でのSG出場だ。今大会で優勝すればクラシック出場の権利を得ることができる。 「そのためにも12人に残りたかった。もう少し意識を高めて頑張りたい」 とにかく初戦の入り方が大事だ。12Rをリードするのは遠藤&64号機の横綱タッグ。ここを相手にどこまでやれるかが今後の基準となってくる。14号機の素性もよく、6秒64の前検タイムは1番時計。「伸びしろも感じる」なら、さらなる上積みも期待できそうだ。レース足をバチッと仕上げて大金星スタートを決める。 【岡田の買い目】男女混合戦で磨き上げてきたコーナー戦で遠藤に挑戦状だ。<4>から<1><3><5>BOX。 ◇岡田 光広(おかだ・みつひろ)1976年(昭51)3月14日生まれの48歳。午前中はトイレ掃除に窓拭きと計画的に大掃除。年内に間に合うか?