ジョージア首相、EU加盟交渉を4年間停止表明
日テレNEWS NNN
旧ソ連のジョージアの首相は28日、EU=ヨーロッパ連合への加盟交渉を4年間停止すると表明しました。ジョージアでは先月、ロシア寄りの与党が総選挙で勝利し、EUとの関係悪化が深刻化しています。 AP通信などによりますと、旧ソ連の構成国ジョージアのコバヒゼ首相は28日、EUへの加盟交渉を4年間停止し、EUからのいかなる財政支援も拒否すると表明しました。 ジョージアでは先月の総選挙でロシア寄りの与党が勝利しましたが、ヨーロッパ議会は選挙は公正ではなく、民主主義の後退が続いていると非難し、対立が深刻化していました。 ジョージアは去年12月にEUの加盟候補国となりましたが、その後、政権与党が、外国から資金提供を受ける団体を事実上のスパイとみなす法律を成立させるなど、ロシアに似た強権的な姿勢が目立ち、EU側は加盟交渉を事実上、凍結していました。