大竹しのぶ「いい作品に出会えて幸せ」 「岩谷時子賞」受賞、今後も「いろいろな歌を」
俳優の大竹しのぶが「第13回 岩谷時子賞」(主催・岩谷時子音楽文化振興財団)を受賞し、18日に東京都内で行われた授賞式に出席した。 登壇の際に「世代を超えて支持され続けている、名実ともに日本を代表する俳優」と紹介された大竹は、「いい作品に出会えて幸せだなと心から思っています。(今後も)良いものを届けられるように頑張っていきます」などとあいさつ。この後、主演舞台「ピアフ」で歌った「水に流して」の歌唱披露を行った。 また、報道陣の取材には「この賞に恥じないように、いろいろな歌を歌っていきたい」とコメント。来年の抱負を聞かれると、「1月にライブをやります」と話した上で、「音楽を通して元気が出るような、ちょっとだけでも幸せになれるようなコンサートにしたいと思います」と意欲を見せていた。 2010年に創設された「岩谷時子賞」は、音楽・演劇界の発展に功績があった人物・団体などに贈られる。今回は俳優・歌手の海宝直人が奨励賞、シャンソン歌手のクミコが特別賞を受賞した。