Snow Man ラウールのミラノ&パリファッションウィークに密着 撮影秘話も
ヴァレンティノへ
ピエール パオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)が手掛ける「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のショーが行われたのはパリ造幣局。立体的な花の装飾をあしらったホワイトジャケットの清楚な装いが、歴史的な建造物に映えます。ボトムに合わせたバミューダパンツが新鮮。手に持っているのは、2024年春夏コレクションで注目を集めた「ポーター(PORTER)」のコラボレーションバッグ。「V-LIGHT」オーバーサイズ スクエアフレームのサングラスがエッジを効かせます。
サカイへ
ラウールさんにとってパリでのラストショーは「サカイ(sacai)」。ボタニカルモチーフをパッチワークしたトープ×グリーンのスタイリングで姿を表しました。風になびくナチュラルなヘアスタイルが爽やかな印象です。 会場の外でラウールさんを待ち受けていたのは「ラウール 3秒笑って!!」のボードを持ったファン。ラウールさんが2016年にジュニアBoysのメンバーとして参加したシングル「3秒 笑って」から引用した模様。とびきりの笑顔を見せてくれました。
トリコロールをまとって
パリ滞在中、スケジュールの合間を縫ってファッションシューティングを実施したラウールさん。自身で揃えた私服から3ルックをチョイスし、青・白・赤からなるフランスの三色旗をイメージ。「自由・平等・博愛」を意味すると言われるトリコロールに思いを込め、パリの街へと飛び出しました。
Bleu
青は「ディオール(DIOR)」のクラシカルなスーツスタイル。生地から選んだオーダーメイドで、完成品が届くまでかなり時間がかかったそう。ロケーションに選んだのは、セーヌ川にかかるポン・デ・ザール橋。南にパリ造幣局、北にルーブル美術館、東にシテ島が見える、パリらしい光景の中、夕暮れにオペラを見に行く紳士のごとくノーブルな印象です。
Blanc
白は「ディオール」のカジュアルスタイル。「DIOR & OTANI WORKSHOP」のカプセルコレクションから選んだニットは、日本の彫刻家・大谷工作室が考案した小さなグリーンのモンスター「タニラ」が背中にあしらわれています。バゲットをかじったり、テラス席のあるカフェに立ち寄ったり、パリの日常を思わせるリラックスしたムード。