天皇陛下とチャールズ国王が一緒に阿波踊り!皇室とイギリス王室交流秘話 22日からの渡英で愛子さまへのお土産は?
チャールズ国王と阿波踊り
親交の深いチャールズ国王からも、おもてなしを受けられています。 一番は、帰国前にグロスターシャー州にあるチャールズ国王の私邸ハイグローブ・ハウスに泊まられたことです。 ここで、チャールズ国王から庭を案内してもらったほか、夕食会がおこなわれ、色々と楽しい話を聞くこともできたということで、旧交を温められたのです。 またチャールズ国王とは、「Japan2001」のオープニングも一緒されています。 ハイドパークで行われたこの大イベント。 ステージでは、神楽なども披露されたほか、野外では流鏑馬や阿波踊りも披露されました。 広い公園内を、警備がロープを使って人が近づけないようにしながら、陛下とチャールズ国王が移動していきます。日本では見ない警備の光景でした。 そしてやって来たのが、阿波踊りのステージでした。 最初は、踊りを見ていたお二人ですが、チャールズ国王は団扇を手渡されると、踊りの中へと飛び入りし、陛下も後に続かれる、というハプニング。 ちょっとチャールズ国王に引っ張り込まれた感がありましたが…それらしく見えたのは不思議でした。 チャールズ国王のチャーミングな魅力を、そして陛下と国王の絆を垣間見ることができたシーンでした。
思い出のオックスフォード
このときのご訪問で陛下にとりもう一つの大切な訪問場所はオックスフォードであったと思います。 天皇陛下は、大学院の1983年から1985年までオックスフォードのマートンコレッジに皇后さまは外務省時代の1988年から1990年までオックスフォードのベリオールコレッジに留学されています。 2001年5月22日、オックスフォードのマートンコレッジに到着された陛下は、徒歩でベリオールコレッジ学長邸での昼食会に向かわれています。 夕方には、コレッジガーデンと呼ばれる、中庭を学長と共にご散策。 留学時代に訪れた場所を懐かしそうにご覧になっていました。 そして、雅子さまが学ばれたベリオールコレッジを訪問できたことに感慨深いものをお感じになったということです。 ただ、このときはさすがに、よく行ったというパブには足は向けられず、ご本人はちょっと残念だったのではないでしょうか。 このときのご訪問について、帰国前に記者会見に臨まれた天皇陛下。 ご懐妊中の雅子さまについては、エリザベス女王を始めとする王族の方などから祝意を受けたことを明かした上で、「次回はぜひ、二人で一緒に来ることができたら」と述べています。