プロでは大成しない…?高校通算ホームランランキング第4位 巨人入りで”最強スラッガー”に
第106回全国高等学校野球選手権大会が、8月7日に開幕。夏・王者をかけて出場49校がしのぎを削る。今大会も高校通算60発を超える宇野真仁朗(早稲田実)、高橋徹平(関東一)らプロ注目のスラッガーが登場する。特にここでは、現役プロ野球選手の高校通算ホームランランキングを紹介したい。 【表】夏の甲子園2024 組み合わせトーナメント表
4位:岡本和真(73本)
・出身地:奈良県 ・投打:右投右打 ・身長/体重:186㎝/100㎏ ・生年月日:1996年6月30日 ・経歴:智弁学園高 ・ドラフト:2014年ドラフト1位 読売ジャイアンツの第89代4番打者となった岡本和真。智弁学園高時代からアーチを量産し、高校通算73本塁打を誇る。 奈良県の強豪・智弁学園高に入学すると、1年秋から4番に抜擢。3年春に初めて甲子園出場を果たすと、初戦でバックスクリーン弾を含む2本塁打を放った。同年夏も県大会で3ホーマーを放ち、春夏連続甲子園出場の立役者に。第10回18Uアジア野球選手権大会の高校日本代表にも選出され、世代を代表するスラッガーとして脚光を浴びた。 2014年ドラフト会議では、巨人から単独1位指名を受けると、高卒4年目の2018年に4番に定着。同年は打率.309、33本塁打、100打点をマークし、史上最年少の22歳で「3割30本100打点」を達成した。2020年からは2年連続で二冠王(本塁打・打点)を獲得。2022年は不振に苦しむ時期も長かったが、最終的にシーズン30発をクリア。 昨季は41本塁打を放ち、本塁打王のタイトルを獲得。右打者では球団初となる6年連続30本塁打の快挙を達成した。今季も本塁打、打点でリーグ上位の成績を残しており、自身3度目の二冠王獲得も十分狙える位置に付けている。
ベースボールチャンネル編集部