構想外のDFダニーロがユヴェントスとの契約解除も選択肢に…ナポリへの加入を希望か
ユヴェントスに所属するブラジル代表DFダニーロが、ナポリへの移籍を望んでいるようだ。8日付けでイタリアメディア『Football ITALIA』が伝えている。 現在33歳で2019年からユヴェントスでプレーするダニーロだが、新たにチアゴ・モッタ監督を迎えた今シーズン、公式戦の出場が16試合に留まっている。そして今回の報道によると、クラブとの現行契約は今シーズン限りということもあってか同選手はクラブから構想外となり、チーム練習ではなく個別の練習に取り組むよう要請されたという。また、これが同選手の代理人が数日間にわたってナポリへの移籍に関する交渉が行われていた後の出来事ということも、波紋を呼んでいるようだ。 ダニーロ本人はクラブから受けた扱いや、契約終了まで残り半年の段階での放出という消極的な姿勢に、深く失望しているとのこと。クラブへの献身とプロ意識を示してきた自身の姿勢に見合わないと感じ、契約の解除も選択肢として考えているという。そして自由契約となりナポリに加入することを望んでいるとも伝えられた。 現在セリエAで首位に立つナポリは、契約期間が残り半年のダニーロには移籍金を支払う意向がない模様。それでも同選手が自由契約となれば、チームに迎え入れる可能性があるようだ。 ダニーロとユヴェントス、そしてナポリの駆け引きの行方に注目が集まる。
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