茅ヶ崎の海岸に不時着の米軍ヘリ 機体は通称・シーホーク 事故を未然に防ぐ「予防着陸」
日テレNEWS NNN
10日昼前、神奈川県茅ヶ崎市の海岸にヘリコプターが不時着しました。機体は「シーホーク」と呼ばれるアメリカ軍のものでした。 ◇ 神奈川県茅ヶ崎市の海岸で起きた異変。 カメラマン 「米軍厚木基地所属のヘリとみられるグレー色の機体が、不時着しています」 10日午前、アメリカ軍のヘリコプターが不時着するトラブルがありました。現場には、アメリカ軍の関係者とみられる人たちのほか、警察や消防が駆けつけているのが確認できました。 当時、現場付近でジョギングしていた人は… 目撃者 「(ヘリが)僕を越していって、僕が走っている所よりちょっと東の方に着陸をした。だいぶ低い所を飛んでるなと思ったら、すーっと着陸した感じ」
ヘリコプターは、アメリカ軍厚木基地所属のもの。アメリカ軍厚木基地によると、不時着したヘリコプターはMH-60R、通称・シーホークで、輸送や救難などの任務にあたっています。機体の異常など、事故を未然に防ぐため、予防着陸したということです。3人が乗っていましたが、いずれもケガはなく、巻き込まれた人もいませんでした。 厚木基地所属のヘリコプターは、今年8月にも神奈川県海老名市内の田んぼに不時着しています。 また、中谷防衛相はアメリカ側に対し、安全管理に万全を期すよう申し入れを行ったことを明らかにしました。
そして午後3時ごろ、ヘリコプターは機体の点検や整備を終えて、砂煙を巻き上げながら飛びたちました。